水草水槽を始めるには、たいていの場合Co2の添加も念頭に機材をそろえるケースが多いのではないかと思う。
通常Co2の添加は、日中照明のついているときには、水草の光合成を助けるために添加をおこない、夜間は照明を落とすのに連動しCo2の添加を停止するのだが、このCo2の添加・停止する作業を自動化するのが電磁弁の役割だ。
電磁弁とはどういった装置か
詳しい方は説明の余地はないと思うが、電磁弁とは、電流のオン・オフにより、電磁石の作用で弁を開閉する装置である。
すなわち、Co2の高圧ボンベから出る耐圧チューブの間に電磁弁をかませ、電磁弁の電源コードをタイマーなどにつなぎ、電源をオン・オフしてやると、決まった時刻にCo2の添加と遮断が繰り返されるわけである。
水草水槽を始めるのに電磁弁は必須の装置か
私なりの回答は「必須とは言えない」である。
電磁弁の代用はこれで十分行える
私は、電磁弁の代わりにこれを使っており特段不便は感じていない。
これは、以前単品で購入した者だが、最近ではレギュレータとセットで販売されているようだ。
このバルブの青い部分を右に90度回せば添加オフ、左に回せば添加のオンがおこなえる。
取り付けるのは耐圧チューブだが、バルブの左右の差込口にチューブを挿すだけでよい。
また取り外すときは左右の白いリング部分を押さえながら耐圧チューブを引っこ抜く。
自作水槽台に取り付け、開閉はただひねるだけ
このバルブには2か所のねじ穴がついているので、自作の水槽台にねじで簡単に固定が行える。
扉の中に設置すると、開閉時いちいち扉を開けないといけなくなるので、水槽台の後ろ部分に設置した。
これはこれで、スマートに見えてなかなかいいんじゃないかと思っている。
レギュレーターについて(余談)
私は下のリンクでも紹介しているR403レギュレーターを使っている。Charmのコンパクトレギュレーターも所持しているが、R403のほうがおススメだ。
コンパクトレギュレータはレギュレーターの上部にダイレクトにスピードコントローラが付く方式、スピコンが破損すれば多分交換は無理で使用不可となる恐れが高いだろう。
実際にお持ちの方はお分かりになるかと思うが、高圧ボンベを取り付ける際もレギュレーター自体小さく軽いので、若干の不安がある、なによりボンベをねじ込む際、上に取り付けてあるレギュレーターがポキっといかないか気を遣うのだ。
それに対しR403はレギュレーターは、上部に回転式のバルブがついており、スピコンは別途取り付ける方式だ。高圧ボンベを取り付けるねじ部分の精度も高くがっちりとしている、そのおかげでボンベを取り付ける際にも安心感がある。
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