Co2ディフューザーの手入れについて

水槽機器
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水草水槽で一部の水草を育成するために欠かせないCo2だが、高圧Co2ボンベが出る二酸化炭素を効率よく水中に添加する装置にCo2ディフューザーというものがある。別の呼び名で「Co2アトマイザー」や単に拡散器などとも呼ばれることもあるが、同じものと考えてよいだろう。

今回は、このCo2ディフューザーの清掃について書いてみたいと思う。

Co2ディフューザーの仕組みは簡単で、この白い物体に高圧でCo2を通してやれば微細な気泡となって水中に拡散されるというもの。白い物体は、セラミックでできており、通常の圧、たとえばエアーポンプに接続したとしても気泡が現れることはない。高圧をかけることで初めて気体がこのセラミックを通過するのだ。

メンテナンスとしては、ディフューザーの周りも苔などが付着するほか、一番困るのはこのセラミック部分の目詰まりだ。私の大磯砂の45センチ水槽の環境では、2か月ほど使用するとこのように緑色のコケが付着し目詰まりを起こした。

 目詰まりすると、高圧に耐えれなくなり、チューブが抜けてしまったり、拡散効率が下がるので、なるべく良い状態を保つようにしたいところだ。

このセラミックが目詰まりしたら、ただこするくらいではきれいにならない。一番良い方法は・・・

分解して

ハイターにて漂白すること

私はこの方法を毎回使っている。こすってゴシゴシ等することはなく便利である。ちなみにこのディフューザーは、セラミック部分を別売しているのだが、お値段もそこそこするため、よほどのことがない限りは買い替えは避けたいところである。

もっともポキっと折れてしまうなどすると買い替えになると思うが、今のところハイターによる清掃で目詰まりも解消し、性能の低下は見られない。

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1時間もすれば、すっかり緑色のコケが取れているのがわかる。

まだまだ十分利用可能だ。

再セットアップ直後はまだ気泡が安定しないが、一晩もすれば、微細な泡となって出てくるようになる。

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