ブセファランドラの育成を開始してほぼ1年経過した、この水草は、小さな株でも結構なお値段のする、プチ高級種!初心者が手を出すには、無謀だろうかとも思いつつ、濃い緑色の中に、銀色に光るラメの輝き、結局この渋い美しさに購入を決意!そしてやってきたのが、ブセファランドラ・グダカンという品種。
新芽が出るごとの喜びも束の間、なんと半年後には、水槽が苔で覆われてしまい、さらに成長の遅いブセファランドラは、苔の格好の餌食になってしまった。その結果、古い葉から順番に朽ちていくように枯れてしまった。この時、すべて捨ててしまわなかったのが幸いし、かろうじて残った太い根っこ(イモ)の部分から、一本の葉っぱが出てきた。5ミリもないくらいの小さい葉だ。すまぬブセファランドラ、これは、水草の育成もさることながら、苔を蔓延させた水槽管理のほうがマズかったかもしれない。
その後、苔の終息とともに、なんとか、葉数を増やしつつあるブセファランドラ、小さな石に巻きつけじっくりと成長させることとする。それにしても葉一枚の状態からこの状態になるとは…結構な生命力だぞ。
最近は、根も順調に伸びてきたので、鉢植えにしてみた。ソイルには肥料を気持ち埋めておいた。水槽は苔の生えにくい環境には何とか持っていけていると思うので、あとは、ブセファランドラの遅いながらもじっくりな成長速度を見守っていくしかないな。購入時の大きさにもどるまであとどのくらいかかるんだろうか…
と、そういえば、ブセファランドラと同じ日にウチにやってきたミクロソリウム、正確には、ミクロソリウムバリスモール十字という希少種だが、こちらはとても順調に育成し、気がつけば、最初活着させた石が見えなくなるくらい増えてきた。ミクロソリウムは密生するととても見栄えが出てくるな。
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