ホシクサ とがったウニ状の葉は、水槽内でも異彩を放つ水草だ

水草
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「ホシクサ」とは、熱帯から亜熱帯にかけて、水田や湿地帯に自生している植物だ、日本でもかつては水田に多く自生していたが、農薬の使用により、その数は激減しており、種類によっては、絶滅、あるいは、絶滅が危惧されているものもある。

「ホシクサ」の一番の特徴は、何といっても、美しく星状に広がる肉厚の葉だ。大きくなると10センチ前後に成長するらしく、水槽内のアクセントとしてはとても魅力的で、ぜひチャレンジしてみたい水草の一つだった。

今回は1センチほどの小株を3つ購入した。
正しくは「キネレウム」という品種。小さくて扱いには緊張するが、根は意外としっかりと出ている。

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とても小さい株なので、根が張るまでは抜けやすく、水槽内に直植えは困難と思い、次のもの準備した。
①小鉢
ショップでも水槽用の小さな鉢はよく見かけるが、こういったシンプルなものでも十分、5個で300円前後だ。鉢植えにしておくと、水草の移動や管理がしやすいというメリットもある。

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②ソイル(スーパーパウダータイプ)
ごく小さい株が根を張っていくのには、なるべくソイルの粒も小さいものがいいと考え、スーパーパウダータイプという、極小粒を選んだ。
また、ホシクサは本来沼地や水田などに自生しているということは、泥状の土のほうが向いているのではないかとも想像してみた。

DSC06116写真右側は「パウダータイプ」という水槽内で使用している大きさのソイルだ。これだと、小さい株の根は、かなり抜けやすく、根の成長も阻害するかもしれない。

③肥料
今回は、鉢植えという環境のため、肥料不足を心配して、鉢の中に一粒肥料を仕込んでおいた。
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水槽内にセット、ソイルが小さいため、何度か魚に掘り返されそうになっている。このまま続くようなら様子を見て、隔離することとしよう。

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ホシクサは、花茎を上げ、種子を採取するか、親株から小株が分裂することによって、増えていく。
今回購入したホシクサに関しては、株を成長させ、一定数増殖させるのを当面の目標としたい。

 

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