ちょっと渋めのシダ系水草を用いた「レイアウト水槽ぽい」45cm水槽。シダの王道ともいえるミクロソリウムの本ナロー。ボルビティス ヒュディロティに南米ウィローモスという定番種。ひと癖あるハイグロフィラ・ピンナティフィダも茂らせつつ、迷った挙句、前景草にショートヘアグラス、コブラグラスまで追加してしまった、若干ごちゃ混ぜ水槽となってしまったが、1か月経ってみて、個人的にはまあまあイメージに合ってきたかなという様子。
本ナローも根元から徐々に新芽が出てきた。
ボルビティス ヒュディロティも最初は根のあまりの茶色ぽさに「これは枯らしてしまったか」と思っていたところ、ずいぶん経って、根毛に覆われた根が出てきた。
南米ウィローモスは、早くから成長が見られ、糸で巻きつけてあったものにフサフサ感がでてきた。このようにボリュームがでてくると南米ウィローモスは大変美しいと思う。
でもやっぱり一番注目を引くのが、ひと癖あるこの水草。ハイグロフィラ・ピンナティフィダ。やっぱり根が豪快に広がり、バシバシと葉をつけていっている。岩の間から覗くように出てくる姿は、まるでヤシの木のよう、これはこれで狙っていたイメージ通りだ。
ちなみにCo2はまだ導入していないが、ショートヘアグラスは順調のようだ。ところどころ緑色のコケが出始めてきたが、これは、メイン水槽の時も経験したもの、このくらいのコケなら経過観察でクリアできるだろう。まだまだ立ち上げ1カ月、ろ過が出来上がってくるのもこれからだ。
そういえば、45cm水槽のもう一つの目的、稚魚が悠々と泳げる環境はすでに整いつつある。現在3匹の稚魚が育成中だ。
それからこの水槽は、ガラス蓋がフィルターと干渉してしまうので(フィルターの向きを変えればガラス蓋は使用できるが、スペースの問題でそうしていない)蓋なしのオープンアクアリウムだ。上から見る水槽も一味違っていい。
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