今回、実験的に初めて使う底床「マスターサンド」で長期維持を目的としてスタートさせた「60センチ規格水槽」だが、ようやく2週間目に突入となった。
水質が安定するのはまだまだ先の話、水草に緑藻がうっすらと観察できはじめたので、ミナミヌマエビ10匹の投入と頻回の換水にて経過を見ることとした。
緑藻は水槽立ち上げ後にはつきものだと割り切る
緑藻は、セットアップ後には必ずと言っていいほど現れてくる、一番厄介なのは黒ひげコケか長い糸状のコケ(アオミドロの一種らしい)なので、むしろこれらのコケの発生をおさえつつ初期の安定期まで持っていけるかが勝負だと思っている。
ミクロソリウムは以前は黒ひげコケが付いており、この水槽の立ち上げ時にだいぶトリミングした。現在も時々黒ひげコケは見られるが、都度葉っぱごと取り除いているが、黒ひげコケが大きく繁殖していく様子は見られない。
マスターサンド(溶岩石)底床、現在までの気づき
今回一番注目している「マスターサンド」という溶岩石の底床。多孔質のため、バクテリアが付きやすく、これ自体が水を浄化させる作用を持つという。
ソイルのように粒がつぶれることはないので掃除も至ってし易いので底床をきれいな状態で保ちやすいと感じている。
ただし、ソイルのように肥料などの養分はいっさい入っていないので、施肥は別途、適切な時期に適量を行う必要がある。そのタイミングがなかなか難しそうで、後々どう影響が出てくるのが気になるところだ。
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