メンテナンス用品~いろいろ使ってきたけど水替えはこれが一番使い勝手がよかった~

水槽機器
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アクアリウムを楽しむうえで切り離せないのが水替えだ、当たり前のようだが、これなしでは水槽を維持していくのは困難だ。特にろ過が安定しない水槽の立ち上げ初期には、不十分なろ過を水替えで補ってやる必要がある。ラクにおこなえたに越したことはない。
私は通常、底床に溜まったゴミなどをポンプで吸い上げ排水をしているのだが、その時に使っていたのがこのオーソドックスな水替え用ポンプだ。
アクアリウムショップやホームセンターなどで安価に入手できるものだが、やはり耐用年数というものはあり、長年使っているとどうしてもパイプの継ぎ目から水漏れしてくるようになるのだ。(正確には継ぎ目から水と一緒に空気を吸い込んでしまうようになった)
そこで、今回、新たに買いなおした「プロホース」が大変使い勝手が良かったのでご紹介したいと思う。

半信半疑で試してみたがなかなかいけるぞ

こちらが「プロホース」という商品、製品のサイズでSからLサイズまであり、購入したのは水槽の高さ36センチまで対応のMサイズだ。一般的な60センチ規格水槽は高さが36センチなので、多くの場合はMサイズで対応可能だと思う。ただ、これを30センチ水槽クラスに用いるとパイプが太すぎて、うまく排水できないばかりか、ポンプを押すことで底床を巻き上げあまり良い結果にならないのだ。水槽の高さにあった適合サイズを購入するといい。

水作 プロホースエクストラ M 関東当日便

パッケージの中は、パイプ、ホース、ポンプ、ポンプ周りの部品が分解した状態で梱包されている。各パーツが丁寧に作り込まれており、手に取ったとたん、これまでの安価なポンプとは一線を画す商品だという気にさせてくれる。

こちらはポンプを押した際、逆流を防ぐための弁。
ネットなどで検索しているとわかるのだが、なんとこの部品、弁やポンプ、パイプなどが別売りの交換品として用意されているのだ。商品ごと使い捨てというのではなく、壊れたパーツを交換しながら使っていく、こういう発想には好感を持てる。

これは排水の流量を調整するためのストッパーだ、片手で操作しやすいよう形状に工夫がされている。

排水側には、バケツなどの淵にホースを固定するためのパーツが付属する。誤ってホースがバケツから外れて水浸しになるのをしっかりと防いでくれるのだ。

吸水側は、透明パイプになっていて、底床のゴミなどを吸い出しやすく作られている。
ソイルなどは吸い込まれず、軽いゴミだけが吸い込まれるようパイプの太さなど絶妙に調整されている。
ゴミが吸い込まれるのを見ているとついつい過剰に底床をかき混ぜしまうが、表面を軽く吸い出すくらいにしておくのがよいだろう。なのでこの写真のようにソイルを必要以上に吸い込むのは悪い例だ。

以上、プロホースの紹介だが、私はプロホースを屋外のホースにつないで、そのまま排水溝まで水が流れるようにしている。水槽を窓際に設置されている方は大変便利な方法と思うので、ぜひお試しいただければと思う。

次回は、水を抜いた次に行う作業、水槽のガラス面の掃除について書いてみたいと思う。

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