今回は20センチキューブ水槽による小型レイアウトを楽しんでみたいと思う。
20センチの水槽というのが絶妙なサイズで、小型なだけに立ち上げ作業はもちろん、日々のメンテナンスや、リセット作業もラクに行えそうなお手軽サイズである。そしてなんといってもランニングコストも安く上がるだろう。
最悪水を抜けば設置場所を何とか移動させることだってできる。しかし、セオリー的には初心者ほど小型水槽は水質の管理でうまくいかず失敗するといわれているが、果たしてどうなのか?
こんな風にセットアップしてみた
20センチキューブ水槽、手にしてみるとさすがに小さく感じる。用品も水槽にちなんだ規格のものを使うことになるが、だいたい水量7リットル以下というものを選ぶと間違いないだろう。数ある製品の中でも一番小さい部類のサイズになるであろう。
時期的にまだヒーターが必要だったため、ヒーターもあわせて調達した。20Wのミニヒーター、こいつはこれ単品で水温を26度にキープしてくれる。ただでさえ小さい20センチ水槽のレイアウト空間を極力つぶさぬため選んだ製品だ。
形状が水槽の隅にフィットするので省スペースかつ取り回しし易いが、大きめの生体は引っ掛かりに要注意だ。
今回は水草の緑色を強調したレイアウトとしたい
レイアウト用の石は、物置にあった余りものを使ってみた。今回は水草の緑を強調したかったので、石組のように多くの石は入れないつもりだ。
ソイルはスーパーパウダータイプを5cm敷きとし、底床には肥料として「おこし」を砕いてばらまいておく。
今回やるのはコレ、トロピカのキューバパールグラス。組織培養のカップに入っているので、これをほぐしてピンセットで植栽していく。
20センチ水槽だと十分すぎる量があった。
とりあえず適当にセットアップ完了したが、キューバパールはもう少し小さくして植栽したほうがよかったようだ。この後水を入れた後引っこ抜けてくるので、小さくしながらピンセットでちまちま埋めていった。
植栽後2日目、葉っぱの一部が少しはなじんできた感じだ。
次回は次第に茂ってくるパールグラスの様子をご紹介してみたいと思う
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