レイアウトのイメージがずれてくるので、私は極力水草の後から追加は避けるほうなのだが、エキノドルスの水上化をやってみたいと以前から思っていたのに加え、近隣の商業施設のオープンセールでエキノドルスが割安で入手できそうだったのでめずらしく衝動買いをしてしまった。
それで選んだのが次のふたつの水草だ。
エキノドルススモールベア
このエキノドルスはスモールという名前がついており比較的小型の品種、条件良く育てても30センチ程度に収まるという。赤みがかった葉に美しい葉脈が入る、ミクロソリウムやボルビティスのグリーンばかりの水槽の中ではひときわ目立つ存在だ。
底床には今回大活躍の「おこし」を一塊埋めて植栽した。マスターサンドはソイルと違って粒同士がかみ合って穴を掘りにくく、肥料を埋め込んで水草を植えるという作業に大変難儀した。これは多孔質のマスターサンドの持つ最大の欠点である。
エキノドルス・アルゼンチネンシス
少し舌を噛みそうな名前の品種、別名スプーンソードとも言い、丸くとがった葉先が特徴だ、実はこの水草は、かのADAの「詫び草エキノミックス」という商品に入っている水草で、これをきれいに水上栽培されているのを見てチャレンジしてみたいと思っていたのだが、こういった形で入手できたので良かった。
やはり、後景の水草があると、背景が迫る雰囲気があるというか、一言でいえば迫力が出るのだ、これは追加してよかった水草だと思っている。
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